目に見えない価値を数値化し強みを生み出す資産に変える
コロナ禍になり、在宅勤務が増えお家時間がぐっと増えた昨今。高齢化も進み、所得もなかなか上がらない状況の中、新型コロナによる景気の後退。厳しい環境と考えがちだが、一方でかつてないほどに自分の住まいに関心を持った年とも言える。
内閣府の調査によれば、コロナの影響下で取り組んだことの1位は「家の修繕などに取り組んだ」（28%）。失うものも少なくないが、リフォームしてみたいという潜在需要が喚起されたこと、これは今回のコロナで得られた最大の収穫だろう。
リーフォームユーザーは、機能性や使いやすさだけでなく、デザイン性を重視したリフォーム事業にカを注いでいる業者を探している消費者も多く、業者もデザイン性を重視したリフォーム事業に力を入れてきています。例えば、トイレのリフォーム工事では、汚れがつきにくく掃除しやすい床材を採用、手洗いの水道配管をシックなパネルで覆い、足もとに間接照明を仕込むなど、まるでホテルのような高級感あふれる雰囲気に仕上げたり。
高断熱・高気密の家で技術と知恵を組合わせた長期間快適に安心できる生活を提供
町のリフォーム業者もピンキリで、しっかり探せば探せば、大手設備メーカーが主催するコンテストでは6年連続で全国入賞するなど、優れたデザイン力は顧客から高い評価を得ている業者もいる。
「経験値を会社の資産に変えていきたい」と全国入賞した業者の社長は語る。例えば、この部屋の大きさ、壁の色なら、どんな種類の照明器具をどれくらいの明るさや色、間隔で配置すればいいのか⋯。スタッフ一人ひとりが培ってきた感性や知識を目に見える形でマニュアル化し、全員で共有することで、会社が提供できるサービスの質の向上につなげようとしている。
上記の受賞業者は、5年前、ドイツの住宅技術と出会ったことをきっかけに、高性能エコハウスの施工販売を始めた。壁や天井には一般住宅の23〜35倍の厚みの断熱材を使用しているほか、コンクリートの基礎部分から柱、梁まで包み込むような断熱・気密層を作り出し、計画換気など最新技術を組み合わせることによって、エアコン一台で夏は涼しく冬は暖かく、一年中を快適に過ごすことができる。環境にもやさしく、住んでる人にとっても心地より家になります。エアコン代の節約、電気代の節約、エアコンスペースの節約にもなるリフォームですね。
リフォーム補助金を活用する
工事後に耐震性と劣化対策、省エネルギー性が確保されていることがわかれば、リフォーム補助金を活用できるかもしれません。
補助金についても、わからないことをわからないままにしないように、業者としっかりお話をしてくださいね。
リフォーム補助金について
１）対象事業以下の（１）、（２）を満たす戸建住宅又は共同住宅のリフォーム工事
（１）インスペクションを実施し、維持保全計画・履歴を作成すること
（２） 工事後に耐震性と劣化対策、省エネルギー性が確保されていること
２）補助対象費用
・性能向上リフォーム工事に要する費用
・子育て世帯向け改修工事に要する費用
・インスペクション、維持保全計画・履歴作成に要する費用 等
３）補助率・補助限度額
・補 助 率：補助対象費用の１／３
・補助限度額：原則 １００万円／戸
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リフォーム部位1位は？
リフォームユーザーが今、どんなリフォームを求めているのかご存じですか？
戸建て、マンション合わせると、最もリフォームした部位の1位は居間（リビング）。
2位はキッチン、3位はトイレとなっている。
参考資料引用元：リフォーム産業新聞
これまでキッチン、トイレなどが1位でしたが、マンションの居間改修が増えたことからリビングのリフォームが1位に。
中古マンション購入後の全面改修が増えているとみられる。
なお、戸建ての1位は外壁塗装。2位が屋根。3位が居間。
キッチン、トイレ、バスの3大水まわりはそれらに次ぐ順位となっており、外装系の方が改修実施者が多いことがわかる。
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コロナ禍のリフォーム資金は26%減
まず注目したいのは、生活者の住宅改修資金の動向だ。首都圏、近畿圏、中京圏の三大都市圏のユーザー調査（国交省・住宅市場動向調査）では、2019年度は平均178万円だ。実は200万円を割るのは2008年度ぶりで、かなりの低水準と言える。おおよそこの10年間は220万円前後で推移。241万円だった18年度と比較すると26％も下がっており、急に資金が減った。
参考資料引用元：リフォーム産業新聞
消費増税の影響もあるが、もう一つ深刻な影響が世帯年収の減少だ。2019年度の平均世帯年収は642万円だが、2年連続の減少。実は10年前の09年度は707万円で、1割も下がっている。特に中京圏は過去15年間で最も低い水準だ。
これまでは50歳台だったが、現在のリフォームユーザーの年齢は平均60歳。高齢化が進みリフォームユーザーもいよいよ60歳台となった。仕事を退職して貯蓄で改修するユーザーが増えていることも年収減少の背景になっているとみられる。
リフォーム業者を選ぶ基準は？
リフォーム優良業者は気密性能について、社長自ら社内大工向けに勉強会を開いたり、外部講師を迎えて研修会を開催したりと、オンリーワンのスキルを身に付けることで、他社を上回る品質基準の保証を可能にしたり、気密性能を測定する機械を導入し、現場で実際に測定して具体的な数値を示すなど、リフォーム優良業者は現状におごることなく、納得感のある施工でお客様の満足を引き出してくれます。
優れた技術や経験値、建築知識の上に磨き上げたデザインカやエコに関する高断熱・高気密の技術、ノウハウを武器にしたり、これまで未開拓だった新築住宅の市場に新たな事業の幅を広げて、顧客とのきずなも生まれます。
優良業者が努力する反面、人材不測による経験のない業者により、ひどいリフォーム業者がいるのも事実。依頼する前には、とことん納得のいく業者を探しましょう。
リフォームってどの業者に依頼したらいいのかわからない。
リフォームユーザーの家を見て、建築年数や構造、状態等、地域に密着した付加価値の高い住まいを提供してくれる建築会社。夏でも涼様々な中古住宅を、お客様のニーズに寄り添ったアイディアを提案してくれる業者、快適な我が家で、家族が幸わせになれる高性能エコハウスにリフォームできる技術を持った会社は全国でも数少ないため、予算の問題で新築を断念していたお客様も一度、ネットなどを経由して業者を検索してみるのもおススメです。優秀な地域工務店が見つかるかもしれません。
リフォーム業者を探すときのポイント！
地域客に目を向けた経営
お客様とのコミュニケーションを大切にし、施主やその家族の思い・こだわりを反映した住まいづくり。距離感の近いサービス提供をしている会社は、支店会社があったとしても本社のある地元を中心にロコミでリピーターを増やしている会社です。
技術の深掘りと転用
地域やお住いの都市随一の高性能エコハウスを提供など特徴のある会社。新築事業への新規参入だけでなく、デザインで実績のあるリフォーム事業なのか、また、エコにも特化した高断熱・高気密の技術を取り入れているか等、ご自身がどんなリフォームをしたいかを伝えて、リフォーム業者の特異な分野と合致するか等、会社の特徴もしっかり聞いてみてくださいね。
リフォーム業者の人材や人材を活かす経営をしているか
リフォーム業者も、若い職人だけの知識がない会社もあれば、スタッフや職人が身に付けた経験値を「見える化」し、会社全体の資産として活用できる仕組みづくりをしている会社などは安心感がありますよね。
また、リフォーム業者が常に、勉強会や個人面談を定期的に開催するなど、一人ひとりがやりがいを感じられる環境を提供している会社かどうか、等。
建築中の近隣トラブル等が起こった時の対応等がしっかりできるか等も大切なポイントです！後々ご近所さんともめないためにも安心できる業者に依頼しましょう。
お値段が安いから依頼した結果、家が歪む等の大きな問題が起こり、後々多額の出費につながることも多々あります。しっかり検討してくださいね。
リフォーム後、アフターケアもしてくれる会社がどうかも確認してください。家が歪むなどのトラブルになった場合は、人体に影響をもたらすこともありますので、業者を選ぶときは信頼できる業者かどうかしっかり確認することが大切です。
